中間周波スポット溶接機のパラメータ調整について詳しく解説

中間周波スポット溶接機の溶接パラメータは、通常、ワークの材質と厚さに基づいて選択されます。中間周波スポット溶接機の電極端面の形状と寸法を決め、電極圧力、溶接電流、通電時間をあらかじめ選定します。

中周波スポット溶接機は一般的にハード仕様とソフト仕様に分かれます。ハード仕様は大電流+短時間、ソフト仕様は低電流+長時間です。

小さい電流で実験を開始し、スパッタリングが発生するまで電流を徐々に増加させ、その後スパッタリングがなくなるまで電流を適切に下げ、一点の引張強度とせん断強度、溶融核の直径と深さが要件を満たしているかどうかを確認し、要件が満たされるまで、電流または溶接時間を適切に調整してください。

したがって、板厚が厚くなるほど電流を大きくする必要があります。電流を増加させる方法は、通常、電圧を調整するか（抵抗が一定の場合、電圧が高いほど電流も大きくなります）、または特定の電流状態での電源投入時間を長くすることで、熱入力も増加します。良好な溶接結果が得られます。